露伴塾誕生のきっかけ

平成10年11月 / 亀谷KLM21の設立と小さなまちおこし活動開始
「亀谷Ladys & Mens2l世紀」の頭文字をとったこの団体は、露伴塾の前身「KLM2」です。商店主だけでなく、公務員・主婦などいろいろな世代が集ま り、亀谷坂下「グリル交さ店」を拠点として月1イベントを開催、「亀谷サ力 天まつり」での女性の活躍が評判となり、新しい形のまちおこしとしての活動が始まります。
平成16年4月 / 亀谷まちづくり協議会設立
その亀谷K LM21と地区内各種団体が会員となって亀谷まちづくり協議会 が平成16年に設立。亀谷プロムナード構想のもと、亀谷まちづくりだより の発行やお宝発見等ワークショップを通して亀谷のいいところを積極的に 調査、発掘する活動をさらに展開します。
平成17年11月 / 亀谷坂整備事業でボラードが出現、人形作りスタート
二本松市整備事業により、亀谷坂は見違えるほどきれいになりましたが、半面、 交通量が増えスピードを出す車も多くなって危険にも見え、亀谷まちづくり協議会は「人にやさしく歩いて楽しい道づくり」を模索します。そんな中坂道 両側に立てられた地蔵に似ているボラード(車止め)に着目、人形を作って ボラードに飾る亀谷独特のボラード事業をスタート。因みに当時のボラー ドの数108本でした。
平成19年10月 / 二本松ちょうちん祭りで初展示お披露目
人形は深作瓦粘土で製作、最初はなかなか地域に受け入れてもらえなかった創作活動も、二本松工高美術教諭青木良仁先生の熱血指導にも助けられ、地元子ども達の参加、新井浩教授率いる福大美術学生の出品等、徐々に広がりを見せ始め、平成19年提灯祭りの3日間に初めて展示お披露目します。
平成28年3月 / ボラード人形の撤去と露伴亭周辺に飾りつけ
亀谷坂に飾られていた100体を超える土人形は心無い者に壊されたり、風化のため傷みが目立ったため平成26年に全て亀谷坂から撤去しました。翌27年に復活運動がおこり、平成28年4月、福島大学生が毎年寄贈してくれた作品を中心に露伴亭に飾り、現在も続いています。
コクのある辛さが人気スリランカカレーが自慢の二本松市亀谷坂露伴亭のボラード人形
福島大学人間発達文化学類「新井浩」彫刻ゼミ学生達によるまちおこし
平成19年度から福島大学新井浩教授の彫刻ゼミナールの学生がボラード土人形制作に協賛、東北大震災や亀谷坂からの撤去後も毎年作品を作り続け、平成28年度も二本松の名物をテーマにした作品5体が寄贈されました。