第9回「数楽カフェ」が開催されました。

開催日時:5月7日(土)14:00~16:00
場  所:ろうそく亭(露伴亭裏)
今回、初参加の方2名(女性)が来てくれました。

今回は、「露伴亭の挑戦状4」の問題から始まりました。
(1)配布資料1ページ参照
 表にある10×10のマスの数の総和を求める問題です。
 これは、前回に解いた問題なので復習になります。

資料1ページの問題を五輪先生が説明しているとろです。

次に(2)の問題です。

参加者の皆さんは目が点になってしましました。
まともに計算したらとんでもなく時間がかかってしまいます。
そこで、五輪先生が模型を取り出して立方体を作って説明してくれました。
(写真1参照)
次に立方体を崩して平面に作り直しました。
(写真2参照)
立方体(三次元)の個数と平面体(2次元)の個数は同じですよね。
そして、平面体の面積はタテ×ヨコなので計算しやすいですよね。
(2)の問題は、3次元を2次元に置き換えることによって簡単に計算する事が出来ます。

写真1 立方体の模型です。

写真2 立方体の模型を平面体に置き換えました。

うん、これなら(2)の問題は解決できる。
ということで、皆さんが総合計を出すために計算しているところです。

次に、資料の2ページの課題に挑戦です。
写真3のように、ピンクの紙1枚と紫の折り紙3枚が配布されました。
何が出来るか興味津々ですね。

写真3 配布された用紙(①~④)

五輪先生は、作品作りについて説明しています。
(写真は用紙①について説明してます)

参加者は五輪先生の説明を聞いて、早速作品作りに取り掛かりました。

作品作りに皆さん真剣な表情です。

分からないことがあると、五輪先生は親切丁寧に説明をしてくれます。感謝!!

五輪先生の説明を元に一生懸命作品を作っています。

写真4 写真3の用紙を加工して完成した作品です。
この①~④を組み合わせると写真5が出来上がります。

写真5 これは写真4の①~④を組み合わせ完成した作品です。
この作品は何を意味しているの?

写真6 写真5は写真6の黄色い部分を切り抜いた後の作品になります。
この黄色い線で切り取られた立体が、中国の古典「九章算術」に載っている「陽馬」と呼ばれているものだそうです。詳しくは資料2ページを読んでくださいね。

以上で本日の「数楽カフェ」も終わりになりますが、今回も面白くためになった学習になりましたね。
次回は6月4日(土)14:00開催予定です。
ぜひ参加してくださいね。初めての方でも大丈夫ですよ!!

↑ 本日の資料1ページです。

↑ 本日の資料2ページです。

本日の資料3ページです。

↑ 本日の資料4ページです。


↑ 本日の作品作りの用紙です